日本大学医学部 救急医学系 救急集中治療医学分野

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自由選択学習として約1ヶ月間研修した6年生から感想を頂きました!②

2024.05.07

この度は6年次自由選択学習として5週間救命センターで実習に参加させていただきありがとうございました。
救命センターでの実習は4年次にstudent doctorとして認定された日から今日まで、一番臨床に携われたという点でとても良い経験となりました。
実習では様々なことについて学びましたが、今回とても勉強になったと感じたことは大きく3つです。

まず救命センターでは3次救急の対応について学びました。初療室ではこの5週間の間でも脳卒中、心疾患、外傷、熱傷、中毒、心停止などの多種多様な症例を経験し、患者さんの状態を理解するためにABCDEアプローチや診察、バイタル測定、血液ガス検査などで把握するとともに原因検索を進めるまさに1分1秒を争う緊張感を体験することができました。中には教科書とは異なるケースも出てくることもあり、幅広い知識と経験的治療を用いてその場で瞬発的に方針を決定する判断力は救急医療の難しさを感じました。

2つ目はICUでの入院患者の管理についてです。ICU病棟では実際に担当患者を決めて毎日問診や診察、検査結果の確認、SOAPに基づいた電子カルテ記録を行いました。問診や診察では日々行うことで自身のスキルアップにつながるとともに患者さんの状態変化を敏感に捉えることができました。中でも喘息症例では日を追うごとに聴診上でwheezeが消えていくのを体験し感動と医療のやりがいを実感しました。検査結果の判読や治療計画の考え方はまだまだ分からないところも多く判断に難しいこともたくさんありましたが、救命センターの先生方はどんな時でも質問に答えて下さり解説していただきました。また、ただ質問に答えて下さるだけでなく別の状況下ではどう解釈するか、などより発展的な内容についても提示していただき自分自身の基礎知識とその応用を鍛えるよい練習にもなりました。

3つ目は看護師や薬剤師などの医師以外の職種ともに医療を進めていく多職種連携について学びました。初療室や病棟では医師以外の様々な医療職が共に患者さんへの治療・看護に介入しており初めはその多さに圧倒されるほどでした。病棟では患者さんの熱源検索の際に夜間や早朝時の喀痰性状や褥瘡の変化などを看護師さんから教えていただき幅広い情報収集や別視点からのアプローチという多職種連携ならではの特徴を目の当たりにしました。感染症ラウンドでは入院症例を1つ選び、薬剤師視点での感染症と抗菌薬の最新トピックスを学ぶ機会を得られました。他にも倫理カンファレンスでは多職種連携のみならず患者さんとそのご家族の視点に寄り添った医学だけでは学ぶことのできない社会的・宗教的・経済的観点についても理解が深まりました。
ここで得た知識・経験は差し当たってPost-CC OSCEや医師国家試験に、延いては医師となった際に必ず生かしていきたいと思います。この実習を通してより救急医としての志望が強くなり、将来の自分の在り方を実習前より見出すことができました。 初療や臨床、時には当直にも参加させていただき5週間とは思えないような充実した実習ができたことにとても感謝しております。自由選択学習として救急医学系救急集中治療医学分野を選んで本当に良かったと思いました。ありがとうございました。

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